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池野酒店┃お酒(日本酒・焼酎・ワイン)と長崎ブランド魚(海産物)

春らしい鮮やかなピンク色のにごり
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夏も終わりに近づき過ごしやすい気温になってきましたね。
今年の夏は、コロナや豪雨で慌ただしく満喫出来ず、消化不良の方も多いのではないでしょうか?(泣)
私は、秋を全力で満喫して取り戻そうと思います(^^;


さて、お酒界の秋の味覚といえば「ひやおろし」ですよね♪


「ひやおろし」は、冬から春先に搾り、貯蔵前に1回目の火入れを行った日本酒を、春から夏の暑い間、蔵内でゆっくりと熟成させ、
外の気温が涼しくなってきた夏の終わりの頃に、2回目の火入れをせずに、「ひや」のままで「おろす(出荷)」日本酒の事です。

(※通常の日本酒は、2回の火入れを行い、香りや味の安定化を図ります)


夏の日本酒は、キリッとした酸味やキレのある爽快感、生酒のぷちぷちとしたガス感があるものが多く、
爽やかな苦みのある夏野菜や、ピリッと辛いお料理に合う事が特徴的でしたが、


「ひやおろし」は、丸みのある穏やかな酸味や、しっかりとしたコク、奥行きと幅のある旨味のものが多く、秋刀魚のグリルや、
きのこの炊き込みご飯、里芋の煮物、茄子のおひたしなどの味のしっかりとした秋の味覚に合う事が特徴です(^^)/
 



「ひやおろし」とは別に、「秋あがり」という日本酒もありますが、
「秋上がり」は、「ひやおろし」という日本酒の名称ではなく、状態のことを言います。


冬から春先に搾った日本酒を、春から夏の間熟成させ、「熟成を経て美味しくなった」状態です。

冬から春先に搾った日本酒を、春から夏の間熟成させることに変わりはありませんが、2回目の火入れをしてもしなくても、
熟成を経て美味しくなった状態を「秋あがり」と言います。

なので、「秋上がりであってひやおろしでない」、日本酒も多くあります。
逆に、「ひやおろしであって秋あがりではない」、日本酒はないと言えます。

どちらも、春から夏にかけての熟成に成功し、熟成を経て美味しくなった精鋭である事に変わりはありません!!

まだまだSTAY HOMEが続いていますが、普段より少し凝ったお料理と「ひやおろし&秋上がり」で、
ついでに本でも読みながら、秋のSTAY HOMEを楽しんでみてはいかがでしょうか(^^)/
 



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